2017年08月17日

北村陽君のチェロ1位と折り紙







近所に住む北村陽君のおじいちゃんに彼が幼稚園の頃からチェロ頑張っていると聞いてましたし、アルカイックホールのコンサートも行ったことがありました。が、しかし陽君がこんなにもすごいお子になるとは思ってもみませんでした〜。現在13歳。この春兵庫県立芦屋国際に入学しました。


6月、カザフスタンで開かれた若手音楽家の登竜門「若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール」のチェロ部門で1位に輝きましたね。勝負を決めた曲はチャイコフスキーの「ロココ風の主題による変奏曲」です。


うれしいことに10月14日、彼が住む西宮市の西宮県立芸術文化センターで同じ曲を披露することになっています。とても楽しみですね。


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<陽君とチェロの出会い>

陽君は、3歳の頃ディズニー映画に登場したファゴットと、コンサートで聴いたコントラバスに魅力を感じました。しかし、両方とも大きく、子供用の楽器は見当たりませんでした。諦めきれずに図鑑を眺めていると、ファゴットと似た音域で、コントラバスに形が近いチェロを発見したのです。ダンボールで楽器を摸し、自分の歌で音を奏でながら半年間もチェリストのまねごとをしていました。


こうして4歳でチェロを習い始め、最年少の小学2年生で県立芸術文化センターの佐渡裕スーパーキッズ・オーケストラに入りました。(この時8歳)


入団後は東日本大震災から1年後の被災地でのコンサートに参加しました。震災の爪痕が残る中での演奏でしたが、「聴いた人が涙を流したり、笑顔になったりしたのがうれしかった」と感想を話していました。


初挑戦のコンクールも、「緊張したほうがうまく弾ける」と気負いはなく、最終審査で協奏曲が課題として出され「ロココ風の主題による変奏曲」を選びました。「オケとの掛け合いが楽しく、1番好きな曲」といいます。


演奏を終えると拍手喝采!「音楽が大好きなのが伝わったのかなぁ」とはにかむ陽君の趣味は折り紙です。折り紙は、1時間以上かけて、バラの花の細部まで作り込みます。(折り紙でバラをつくる


陽君の夢は、「音を聴いて『この人の演奏だ』とわかる、自分だけの音を持ったチェリストになること」。折り紙で集中力を養い、練習に励む13歳、将来が楽しみです。


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陽くんの折ったバラとサイン


北村陽

2004年西宮市生まれ。
4歳からチェロを始める。

優勝経験
大阪国際音楽コンクール
全日本芸術コンクール全国大会
泉の森ジュニアチェロコンクール

佐渡裕とスーパーキッズ・オーケストラに最年少(小2)で入団
「題名のない音楽会」出演
関西フィルハーモニー管弦楽団と多数共演
2015年、東京交響楽団と共演
2016年、大阪フィルハーモニー交響楽団と共演。
初リサイタル10歳
BSジャパン「エンター・ザ・ミュージック」横山幸雄氏と共演。
第37回草津夏期国際音楽アカデミーでは奨学生としてヴォルフガング・ベッチャー
フィリップ・ミュレール、シュテファン・コンツ各氏のマスタークラスを受講
山崎伸子、太田真実、故ギア・ケオシヴィリ各氏に師事


追伸 お尋ねがあったのですが、陽君のご両親は音楽に関わっている方ではないと思います。ご家庭が音楽に親しんでるから、結果そうなる、という感じではこちらは当てはまらない(^^)






posted by キキ at 00:00 | 女の視点のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月31日

8月1日(月)クローズアップ現代にて、生徒の部活問題が報道されます








2016年7月31日 − 8月1日(月)クローズアップ現代にて、生徒の部活問題が報道されます。ぜひご覧ください。
22:00〜22:25 NHK総合


--番組サイトより--
【「死ね!バカ!」これが指導? 〜広がる“ブラック部活”〜】


「死ね、消えろ!」「バカ面しやがって!」。


今、中学校や高校の部活動の現場で、暴言を浴びせる・何日も無視するといった、顧問から生徒へのハラスメントが深刻化している。


部活動の体罰見直しの機運は年々広がる一方で、部活動自体は過熱、体罰によらない理不尽なハラスメント行為が増えていることがわかった。



“健全な心と身体”や“自主性”などを養う場であるはずの部活動の現場で、いま何が起きているのか。
元プロ陸上選手の為末大さんをゲストに迎え、広がる「部活ハラスメント」の実態に迫る。




お子様をお持ちの方なら、一度や二度こういうことに遭遇されている方もいらっしゃると思います。これが、部員にも伝染し、楽しいはずの部活が地獄の苦しみになっている子どももいるようです。


わが家でもそうですし、友人たちの子どもたちにも聞き及びます。どうすれば改善できるのか、楽しい部活にできるのか考えてみたいと思います。











posted by キキ at 22:53 | 女の視点のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月20日

陸上自衛隊に新エンブレムの撤回を求めます!







 
陸自が、これまでの「国土防衛マーク」を捨てて、日本刀の「抜き身」をエンブレムに登場させました。



「帝国陸軍軍人」が帯刀していたこと、それが飾り物ではなく実際に殺戮のために振るわれたことを記憶しているアジアの国々では戦前の「亡霊」が現れたと受け止めるでしょう。



鞘を抜き払った日本刀が描かれたエンブレムは陸自が人殺しの道具をあがめている集団と表明していることも同然です。



「問答無用」での武力行使をしてきた旧日本軍の血に塗られた軍刀の記憶を呼び覚ますこのエンブレムは、国内のみならず海外でも大きな反発を引き起こすことは必至です。



「平和への活動」と言いつつ、刀を崇拝しているデザインは、国民としても、大変恥ずかしく、海外に出すわけにはいきません。陸自に新エンブレム撤回の英断を求めます。


あと675人です。
戦闘的過ぎると感じます。違和感を感じます。
是非ご賛同をお願いします!










posted by キキ at 20:49 | 女の視点のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする