オーストラリアのグレートバリアリーフで、世界最大の珊瑚礁を保護するためプラスティック製のストローを禁止する動きが出てきます。
観光客などが使用後に海に投げ捨ててしまうストローが、ウミガメやサンゴが病気になる危険を高めることになっているとされます。
グレートバリアリーフは美しい浜辺で、オーストラリアを代表する観光地でもあり、この地を子育てに選んでいる海鳥も、巣を作る素材にはプラスティックごみが多数織り交ざっています。また海に漂うごみが絡まると命を落とす鳥も増え続けているようです。
ここはサンゴ礁で有名で一度は訪れたい海ですが、今サンゴ礁はその姿を急速に変えつつあります。去年2017年には、あっという間に死滅したサンゴ礁もありました。
オーストラリアABCニュース
ストローを使わずに飲み物を飲もうというメッセージが、グレートバリアリーフを救うために大きな勢いを増しています。多くの人はあまり考えてストローを使ってはいません。ただ飲み物の中に入れるだけで、環境への影響や自分たちの方がストローより寿命が長いことを考えていません。
オーストラリアでは、毎日およそ1000万本のストローが使われて、しばしばウミガメのお腹の中におさまっていきます。さてここ最近、クイーンズランド州の最北に位置する地域の30の観光業者が、新たなキャンペーンの一環として、ストローを使わないことを表明しました。
表明した人は、「ストローの禁止はより現実的なことだと思いました。すぐに実施でき、実施はむずかしくないけれど、サンゴ礁の保護には非常に大事なことだと思うからです」と話します。
プラスティックは海洋生物だけなく、サンゴも死滅させています。プラスチックごみと接触していないサンゴが病気になる確率はわずか4%ですが、接触しているサンゴが病気になる確率は89%にもなります。
アジア太平洋の110億枚のプラスティックが2025年までに40%増加すると予測されている。(供給:Harriet Spark)
そして、アジア太平洋地域のサンゴ礁には、推定110億個のプラスチックゴミがあります。研究者は今後7年で40%くらい増えるとみています。
使い捨てのプラスティック製ストローが、もっとも多いものの1つであるため、再利用できる製品の使用が呼びかけられています。
記事参考はオーストラリアABC
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