2017年07月20日

ザイオン君米国両手移植手術成功2017年7月20日








米ボルティモア出身のザイオン・ハービー君は2年前の2015年6月、子どもから子どもへの両手の移植手術を受けた世界最年少の男の子として多くのメディアに掲載されました。ザイオン君は8歳でした。


それから2年


2歳の時に敗血症のため両手・両足を失い、母親から腎臓移植を受けたザイオン君は、手がなくても様々な動作を器用にこなしていたのですが、 小さい妹を抱っこしたいという思いから、フィラデルフィア小児病院で11時間にわたる移植手術に挑戦したのです。


拒絶反応を克服し、理学療法で運動機能を鍛えてきたザイオン君は、今では10歳。その目覚ましい回復に医師団は驚き、誇らしく思っているといいます。


バットも振れるようになったし、担当医によると今では「母親の頬に触れて、感触を知覚することができる」のだといいます。

n-ZION-HARVEY-460x345.jpg

zion1.JPG

zino2.JPG

_96992550_20140718_02.jpg


BBCより

ザイオン君は、幼いころ病気で両手・両足を失ったにも関わらず、たくましく成長しました。そして、8歳の時画期的な手術を受けました。11時間にも及ぶ両手移植手術です。子どもに行われるのは世界で初めてでした。


「ぼくになくなった息子さんの手をくれたご両親に手紙を書きたいです。あげたくなかったらあげなくてもいいのにくれたからです」ザイオン君。


「手術は始まりに過ぎませんでした。術後何ヶ月も集中的なリハビリが行われてきました」。
フィラデルフィア小児病院医師のレビン氏。


手術の後、何週間も集中的なケアやセラピーなどが行われました。ザイオン君は、一度も「今日は気が進まない、やらない」などの言葉を発しませんでした。


ザイオン君の手は手術後に8回拒絶反応を起こしましたが、それを乗り越え医師団の予想をはるかに上回る回復をみせました。


「今は手伝ってもらわなくてもひとりで服を着られます」
「手伝ってもらわなくてもひとりで冷蔵庫からおやつを取り出せます」ザイオン君。


検査からザイオン君の脳から新しい両手に適応し動きを制御できるようになっていることがわかりました。ザイオン君の回復を世界中の移植手術の研究者が見守っています。それは今後の希望につながるからです。



■両手移植手術の少年ザイオン君

ザイオン君は2本の手で生まれましたが、2歳の時に医師はそれらを切断しなければなりませんでした。


彼自身の言葉では、「ぼくは2歳のとき、病気で手を切らなければなりませんでした」
ザイオン君は生命を脅かす感染症である敗血症を患っていました。医者たちの話では、手首に、そして両足の膝の下にあるため、彼は死にかけていた。その上彼の腎臓も破損していました」。


2歳から2年透析後4歳で、少年は母親のパティ・レイにもらった腎臓を使って腎臓移植を受けました。ボルティモア出身の男の子が新しい手を手に入れたのはさらに4年経過していました。


■危険な手順

2015年6月のザイオン君の手の作業は大きな問題でした。1998年の初の両手移植がありましたが彼は今までにない最年少の手の手術でした。


彼の医師は、ザイオン君の医学的なこと以上に、彼の肯定的な人格と強い意志が、彼を素晴らしい候補にしたのだと言います。


移植患者は、生涯にわたる抗拒絶薬を服用する必要があり、これらは悪影響を及ぼすことがあり、これは手術の利点がリスクを上回らなければならないことを意味しています。


彼はすでに腎臓のためにこの投薬を受けていましたが、18ヶ月間の評価が終わった後、医療チームは両手移植が彼に利益をもたらすことができると確信していました。


次は、適切なサイズ、肌の色調、血液型の適合性の供血者を待つことになりました。3ヵ月後に彼らはドナーを見つけました。


10人の外科医を含む40人の医療スタッフからなるチームが前夜から朝の早朝に手術して、ザイオン君の新しい手に適合させました。


最大の課題の1つは、手を生き生きとする小さな血管をすべてつなぎとめることでした。
同病院の手の移植プログラムの共同ディレクター、ベンジャミン・チャン博士は次のように述べています。「私たちは、患者さんにとってこれが働き、生涯働くことを本当に確かめたかったのです。


2年後、ザイオン君はうまくやっています。
医師たちは、移植後の最初の1年間で、新しい手の拒絶反応が出始めることを恐れていた。しかしありがたいことに、彼の薬を調整することが助けになりました。


彼の医師たちは、回復期に最も有望であるひとつは、「2歳から8歳の間に豊かな精神運動発達の発達期に手がかかるにも関わらず、ザイオン君の脳がどれほどうまく対応したか」と言うことです。


昨年、ザイオンについて語った脳外科医のスコット・レビン博士は、「彼の脳は彼の手とコミュニケーションしている。彼の脳は、彼の手が動いて、動いている」と話しています。








【海外ニュースの最新記事】
posted by キキ at 00:00 | 海外ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする