2016年05月16日

アメリカ軍が偶然発見した「地中への水注入」と「地震」の因果関係1








【アメリカ軍が偶然発見した「地中への水注入」と「地震」の因果関係】


地震予知は非常に難しいが、地震を引き起こすのは比較的簡単です。
人為的な行為が地震を引き起こした事例としては、「大きなダムの建設」や「地下への水の注入」などがあります。


特に1962年、アメリカ陸軍がコロラド州デンバー郊外で3671mの深井戸を掘り、兵器庫の排水を注入したことによって引き起こされた群発地震が知られています。



この事例では、注水を中断すると群発地震の回数は減り、再開すると回数は増え、注水と群発地震の増減に見事な相関関係が報告されています。



また、この群発地震では、多くの住民が非常に大きな爆発音を聞いています(日本でも直下型地震の際には、爆発音に近い衝撃音が体感されている)。



この事象にアメリカ地質調査所が注目し、陸軍から実験を引き継いで、水の注入と停止を繰り返しました。しかし、とうとう民間の建物に被害で出るような地震が発生したため、この実験は中止されました。



その後、アメリカ地質調査所は、同じコロラド州のランジェリーガス田で、天然ガス増殖用に水を注入したところ群発地震が発生したことを受けて、ここに実験の場を移して、「水の地下注入」と「地震発生」の因果関係の研究が進められました。



その結果、「水の注入によって地震をコントロールすることが可能である」という論文が、著名な『サイエンス』(Science)に掲載されたのです。



これ以後、地下への注入は地震を引き起こすことが広く知られることになり、日本においても、「松代群発地震」(1965年昭和40年8月3日から約5年半続いた)、「阪神・淡路大震災」(1995年1月17日5時46分52秒発生)などの震源地で、注水実験が行われており、注水による地震発生が確認されています。



「注水」と「地震」にはどのような因果関係があるのだろうか。
地震学者は、「注水」によって近くが滑りやすくなったためと説明しているが、ちょっとピント外れのように思われます。



それにしても直下型地震の震源近くに住む住民が聞いたとする爆発音が気になる…。
いったい直下型地震の震源地の上ではどのようなことが起きているのだろうか…。



【国土地理院のシミュレーションが示唆する「地震=地中爆発」】


1995年1月の「阪神淡路大震災」以後、日本各地には地震計が設置されました。また今日では、国土地理院はGPSを利用した電子基準点を全国200カ所に設置し、基準点の時々刻々の地殻変動追跡システムを構築しています。



2004年10月に発生した「新潟県中越地震」では、これらの計測器が地震の本質を生々しくとらえています。


earth3.jpg
書籍より



中越地震では多くの人々が、下からの突き上げるような衝撃を受けたことを報告しています。これを裏付けるのが上図の示す震源地に近い、川口町の地震計の波形です。



この地震波形は著書の地震に関するイメージを根底から変えるものでした。この波形を見れば、地下で爆発が起きたと推測するのが自然ではないでしょうか。



このときの電子基準点での測定データを使って、国土地理院は震源地の近くの動きをアニメーション化しています。このアニメーションにおける上下方向の最大変位の模様が下図。


earth1.jpg



「新潟県中越地震」は、「逆断層型地震」とされています。「逆断層型地震」の際の地表の変位は、図のようになるとされています。これは我々の直感とよく一致します。しかし、国土地理院のGPSがとらえた「中越地震」の地表の動きの上図は、これとは全く異なり、地中で何かの爆発が起きたことを連想させるものです。


(中略)

【5sの水素で起こせるM7の地震】


M(マグニチュード)7の地震は1メガトン・クラスの水素爆弾に相当するといわれます。これは、大陸間弾道ミサイルの大型核弾頭に相当するものであり、エネルギーの単位で表現すると、約(4×10 15)ジュールになります。


これだけのエネルギーを核融合で発生させるのに、どれだけの水素ガスが必要でしょうか。



4個の「水素原子」が1個の「ヘリウムガス」になる反応を考えます。この反応では、1グラムの「水素原子」が核融合すると、「6.5×10 11」ジュールのエネルギーを発生する。



少しずつ浸透してきた「燃料電池自動車」、トヨタが国内で発売したセダンタイプのMIRAIがありますが、この「燃料電池自動車」には、約5キロの「分子状水素ガス」が搭載されています。



この5キロの「水素」が核融合を起こしたときのエネルギーは、「5×1000×6.5×10 11=3.25×10 15」ジュールとなります。これは、1メガトン弱のエネルギーに相当します。



効率の高い核融合を起こすには、「爆縮」と呼ばれるメカニズムで、「水素プラズマ・ガス」を集中させる必要があります。しかし、地中の中に形成される「原子状水素ガス溜り」に核融合のための理想形を期待するのは無理があります。



また、純粋の「原子状水素ガス」ばかりではなく、壁面で冷却されて作られる「分子状水素ガス」およびその他の「地中生成ガス」が混じることになります。したがって、地震の場合、同じエネルギーを放出するのに要する「水素ガス」の質量は、「水素爆弾」よりも格段に多く必要になる。しかし、地下の意外に小さな「水素ガス溜り」が地震のエネルギー源になることが理解できます。



これを読むと「燃料電池自動車が水素を積んで街中を走って大丈夫かな」と不安になりますが、この燃料は「分子状の水素」であり、「核融合」の心配はありません。


火山ガス中の「ヘリウム3」「トリチウム」が示唆する「地球内核融合」2へ続く

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1995年に発生した阪神・淡路大震災、この地震も今回の東日本大震災と同様、不可解な地震で、この時、付近で注水実験が行われていたようですが、地震との因果関係は専門家の間では周知の事実だったでしょう。

東日本大震災でも、付近に地球深部探査船「ちきゅう」の姿が見られました。(青森県の八戸港に停泊中でした) 「ちきゅう」は、「人類史上初めてマントルや巨大地震発生域への大深度掘削を可能にする世界初のライザー式科学掘削船」とされています。

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書籍「地震学のウソ
」より


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posted by キキ at 17:00 | 地震と火山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする