2015年08月29日

熱帯低気圧エリカフロリダ直撃の様相2015年8月29日







あれ?東海岸直撃と言っていたけど、いつの間にかどこにもエリカはいませんね〜〜


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来週初めに“エリカ”が襲ってきそうだと人々は、買いだめに励んでいます。フロリダのガソリンスタンドには長い列ができています。スーパーの棚も空っぽになっています。


既に死者が出ています。ドミニカ島では、わかっているだけで25人とされていた死者が31人になりました。道路や橋が流されて、住宅は流されたり倒壊しています。


マイアミはガラス張りの建物が多いので、外に置いてある家具が弱い嵐でも吹き飛んでしまう恐れがあります。


マイアミ西海岸・タンパベイエリアでは大雨による洪水が懸念されています。これは以前より話されていたことでした。


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エンジニアは水門を開き、知事は“エリカ”は深刻な脅威だとしています。フロリダはハリケーンの経験がない住人が多いからです。


“エリカ”はこのあとはハイチからキューバに向かうでしょう。熱帯暴風雨警報が出ています。ただ、陸上を通過しますので、勢力は強まることはないということです。


全米ハリケーンセンターでは予想進路を少し西にずらしました。そうであってもフロリダ半島全域にやってくるのは避けられないとしています。


毎時60マイルの“エリカ”は、27日にやや勢力が衰えたものの、31日午前までにフロリダ州東海岸付近でハリケーンに発達する可能性があるとされます。その場合、フロリダ州に到達するハリケーンとしては2005年10月の「ウィルマ」以来となります。


”エリカ“の脅威は現在進行形ですが、2005年8月23日から31日までアメリカ南東部を壊滅状態にしたハリケーン”カトリーナ“10年前のことです。


水没した屋根の上から助けを呼ぶ住人、スーパードームでは多くの被災者がいました。


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被害を受けた家

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美しくなった家



10年前風が吹きすさび、嵐が近づき最悪の事態が訪れました。翌朝堤防が決壊、まず第9区が浸水しました。10年前コンベンションセンターは絶望に包まれていました。


しかし、今その面影は感じられないほど復興を果たしました。“カトリーナ”はアメリカ史上最も壊滅的な被害をもたらすハリケーンでした。


被害総額は、1350億ドル、メキシコ湾岸地域全体で、100万人が家を失い1833人が死亡しました。


暗いスーパードームで当時10歳だった少女に、「水や食べ物は届いている?」と聞く記者に「水は熱くて飲めないの、ものすごくここから出たい」と答えていたエリカ・ハリスちゃんは、母親とヒューストンに避難し、戻って来ませんでした。


今週10年前取材したABCのボブ・ウッドラフ記者が彼女を見つけ出し、インタビューしました。


里親に引き取られ、家族を失った悲劇を乗り越え、ヒューストンで成功を収めています。大学で優秀な成績を収め、ハイチでボランティアをしています。


聖職者になりたいという彼女は、「私は他の人ができないような方法で、人々を助ける事ができると思っています。いろいろな経験を積み、いろいろなことを乗り越えてきたからです」と語っています。


29日犠牲者の追悼が行われます。ニューオリンズはニューオリンズらしく、パレードが行われストリートパフォーマンスで幕が閉じられる予定です。


画像はウォールストリートジャーナルより







画像と記事引用はこちら⇒washingtonpost.com


posted by キキ at 12:25 | 災害・海外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする