さまざまな飲み物に使われるペットボトル、いざ廃棄物として処理すると大変なコストがかかってきます。ベトナムでは建築家などのアイデアが結集して、空になったペットボトルを集めて、8800本を使って家が完成しました。
普通のペットボトルが分解されるためには、450年かかることが科学的に証明されています。では、ペットボトルが使用した後、それが環境に影響を与えないために何をすべきでしょうか…。
分解に係る年数表リンク
ゴミのリサイクル、というアイデアから8800本のペットボトルを使った独創的な家が登場しました。
棄てられるだけのペットボトルをあえて集めて、特別なレンガのようにして家が建てられました。このペットボトルの家は、ハノイ・ロングビエン地区の有機農場を設立したクエン・ダン・フォンさんと建築家ヴダック・ドェイのアイデアによるものです。
「わずか数週間で1万本のペットボトルが集まりましたが、その半分にはジュースが残ったままでもったいないと思いました」とクエンさんは、語っていますが。
家の面積は約10平方メートル、建設時間6ヶ月、ボトルコンポーネントによって同じ面積を有する従来の建築物と同等の建設費と織り合わされた色の各アレイによって意図的に配置されています。
この家を構築するコストを考慮すると、石灰、モルタルやセメントを使用する必要があり、背景、土台、柱や接着剤の原料によって、同じ面積の従来の建物とほぼ同等です。窓には竹が使われています。
ハノイ市のボランティア500人以上の協力を得て、完成しました。家は、外気と2,3度の差があり、夏は涼しく冬は暖かいので、快適に過ごせるとのことです。現在は、ライブラリのように使え、ゆっくりと過ごすことができるようになっています。
この家に使われたペットボトル8800本は、ハノイ市のプラスチックゴミ180キロ以上に相当します。
記事引用は⇒ベトナムnews.zing.vn